みなさん豆苗って食べますか?
豆苗は栄養価も高くスーパーでも安く手に入る野菜として人気ですよね。
そんな豆苗ですが実は自宅で簡単に再生(リベジ)して2回楽しめるそうなんですよ。TBS凪のお暇でも主人公凪が再生させてましたよね~
実はいろいろな野菜の再生が可能なんですが、豆苗は再生も簡単で、しかも再生後の調理方法も簡単なので初心者にはお薦めということで30代一人暮らしのズボラでケチな私が早速再生させてみました!
豆苗って何?
豆苗はエンドウ豆の幼芽で、中東で食べられていたえんどう豆の幼芽の部分を食用として中国で食べ始められたと言われています。日本へはオイルショックの後に中国から伝わり、1995年頃から工場での大量生産が開始されると共に広まりました。
豆苗はシステム化された「野菜工場」で豆から発芽させ、水耕栽培で作られています。徹底的に管理されている工場なので完全無農薬で豆苗を作ることが可能。オーガニックな野菜としても、豆苗は注目です!
豆苗の栄養は?
豆苗はβ-カロテンを豊富に含む。これはホウレンソウ100g当たりの約1.119倍に相当する。他にもビタミンEやビタミンK、葉酸やビタミンCも豊富
豆苗の栄養素は他の代表的な緑黄色野菜を上回っており、特に注目なのは「癖がなくアクも少なく誰にでも食べやすい」という点です。
たとえば、栄養豊富な野菜でよく例にあげられるほうれん草は、生のまま炒めたりするとエグみが気になる方も。豆苗は栄養素はほうれん草以上にも関わらず癖はまったくなく子供でも食べやすいのが人気の秘密です。
再生しやすい元気な豆苗の選び方
豆苗の再生には元気な豆苗を選ぶのが大切です。もちろん好き好んで元気じゃない豆苗を選ぶ人なんていませんよね?
豆苗は先ほど申し上げた通り工場でしっかり管理され生産されており、旬などは無く、工場からの出荷日数や保存状態がカギになります。
長期間常温で保存されて居たり、長くスーパーにいた子は細くてひょろひょろになってしまい、茎や葉にハリが無くなっています。
丈が短く葉は濃い緑の豆苗は食べても美味しく、再生もしやすいのでスーパーで状態の良い豆苗を選ぶようにしましょう^^
豆苗の育て方
豆苗を水耕栽培するために準備するものや、豆苗の育て方のコツを紹介していきます。ズボラ人間でもなんとか育てることができましたので参考にしてくださいね◎
①容器を用意する。
まず豆苗の根を入れる容器を準備しましょう。容器は水が漏れなければ正直なんでもOKですが、ある程度の深さがあるものが必要です。根と豆の境目くらいまで水を入れるので、深さは4cmくらいあると容器の移動するときにこぼれたりしないので便利ですよ。
また豆苗を成長させるために光も重要なので、あまりに深すぎる入れ物はNG。
私はお肉を買ったトレイを洗って利用しました!

根の部分が収まる面積で、根と豆の境目くらいまで水が入れれればなんでもOK
②育てるのは水で!
豆苗の再生に使うのは土ではなく水でOK!あとは日光さえあれば勝手に成長してくれます!
水は水道で問題ないので特に準備する必要はありませんね。このお手軽な再生方法が豆苗の再収穫にチャレンジする人の多い理由です!
家にあるもので手軽に再生できるので、ズボラな人でも大丈夫なのが人気の秘密かもしれません。

小学生の時に育てたヒヤシンスとかと同じイメージですね。
②再生できるように1回目の収穫をする
豆苗の再生は準備するものも少なく簡単に始められますが一つ大切なポイントがあります。それはお店から買ってきて使う1回目の収穫の時に脇芽を残す事です。
脇芽というのは豆苗の葉っぱの根元に生えている小さい葉っぱの事です。
言葉で言うより画像で確認する方がわかりやすいですね!
この脇芽を1本の豆苗で2つくらい残して1回目の収穫をすると豆苗の再生ができるようになります!
というか、この脇芽を残しておかないと豆苗は再生しないので要注意です!
一本ずつ2つの脇芽を残して収穫したら可食部も多く取れて良いのですが、面倒なので私はほとんどの豆苗の脇芽が2つくらい残る部分で一気に切ってしまいました。
この辺りは余裕があれば丁寧に収穫したいですが、適当でもOKです!笑
③豆苗の育て方
さて1回目の豆苗を楽しんだ後は豆苗の再生をしていきましょう!
基本は収穫後の豆苗を容器に入れて水を入れて日当たりに置くだけでOK!
意外と知られていないコツですが、最初に豆苗の根の部分を軽く水で流してから、水の中に入れてあげると良いですよ~
では豆苗の育て方について詳しく説明していきます。
日当たりの良い室内に置こう
美味しい豆苗は、「無駄に長く無くて葉や茎がみずみずしいもの」なので、再生豆苗でもできればお店で買ったような美味しい豆苗を目指したいですよね。そのためのポイントが”日当たり“です!
日当たりの十分のでない場所に置くと、豆苗さんが日光を目指して長さに栄養を使ってしまいます。2回目の収穫は1回目より色が薄くなってしまうのは仕方ないですが、1回目と同じような豆苗に近づけたい場合は日当たりは大切です。冬場や梅雨だと日照時間が減るので難しいかもしれませんができるだけ明るい所に置きましょう!
沢山日光を当てて、しっかりした食感と濃い味のある豆苗にしたいですよね^^
ちなみに野外に置いてしまうと病気になったり虫がついたりするリスクもあるので室内で育てるのがベターです。
水交換の頻度
水交換の頻度の理想は1日2回…ですが水位が減って無ければ1日でOK。
きっといろいろな条件によっても変わってきますが、根と種の間くらいまで水位があれば1回くらい交換をサボってつぎ足すだけでも大丈夫な気がします!
気を付けたいのは”水交換“なので古い水を捨てて、新しい水に入れ変えてくださいね!!水をつぎ足すだけだと水の鮮度が落ちて来てカビなどの心配が出てきます。
水位をキープ
豆苗の再生にもうひとつ大切なのが水位です。
先ほども少し言及しましたが、水位は根と豆の境目くらいでキープしましょう。
水が少なすぎると根にカビが生えてしまい、カビの生えた苗は再生不可になってしまうので気を付けたいですね。
日当たりの良い場所に置くと、苗の吸い上げや自然蒸発もあるので、水位にはちょっと気を使いたいところです。
1日2回の水替えはこの水位をキープする意味もあります!
再生豆苗の育て方のコツ
再生豆苗を成功させるワンポイントを紹介していきます!
肥料は不要
水を使っての豆苗の再生では肥料は必要ありません!
肥料をあげるとカビの原因になったり水が腐ったり、虫が湧いたりする可能性があります。
ポイントは新鮮な水をあげる事だけ^^
水が臭い

なんだか水が臭い気がするわ
水が臭くなる理由としては「水が腐った」「株が腐った」「容器のぬめり」があげられます。
どの場合も豆苗を食べる事は諦めた方が良いかもしれません。危険な菌が発生している可能性もあります。
水の匂いを防止するためには、やはり頻繁な水の交換が大切になってきます。
豆苗の再生は何回できる?
水を使っての豆苗の再生は基本1回にしましょう。お店で買ってきた1回、再生してから1回です。
2回目の再生はあまりお勧めしません、
理由は、種にもう栄養が残っておらず、健康な豆苗が育たない可能性が高いからです。なんども水で再生させていると色が悪かったり、元気なさそうな豆苗になってしまいます。
そんな豆苗食べたくないですよね…
見た目が美味しくなさそうと思ったら、そこが引き際です^^
豆苗の育ち方
せっかくなのでズボラの私の豆苗再生の様子を紹介します
豆苗再生1日目:
お店から購入し1回目の収穫を終えたばかりの豆苗さんです。当然ながらまだ2回目の収穫までは遠そうですね。
豆苗再生2日目:
おそらく元々成長の遅かった豆が成長して伸びています。収穫した脇芽の部分はまだまだ成長途中のようです。
豆苗再生3日目:
引き続き成長の遅かった子の1回目の成長が目立つ中、脇芽組も少し元気になってきました!
このころはまだ1日2回水替えをしてなかったのにちゃんと成長してくれてとても嬉しい!
豆苗再生4日目:
脇芽組がどんどん元気になって来て、一回目の子はかなりひょろ長くなってしまいました。これはおそらくちょっと失敗の部類です。理由は日光。
光が足りないみたいで、全部右に向いちゃってますね…
豆苗再生5日目:
脇芽組も完全に食べれそうな感じになってきました!
日光確保の為に昼間はカーテンの外側に入れてあるからか、なかなか綺麗な緑の色がでてるんじゃないかな?と思います。うれしい!
豆苗再生6日:
ひょろ長くなってしまいましたが、もう収穫可能な様子です!
成長した子たちはエンドウ豆の木っぽく、ツルの部分が出てきました。
これ、食べれるのかな?早く収穫した方が良さそうですね!
ここまで成長したら、土に植えて3回目の収穫(エンドウ豆の収穫)に挑戦してみたいですね~
まとめ
ズボラな人間でも再生できた豆苗!
育てているうちに、豆苗ちゃんがなんか可愛く思えてきてしまう不思議!
美味しい!栄養高い!簡単!美味しい!な豆苗再生に是非チャレンジしてみてください^^
コメント