レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)を飼い始めて2年、冬を2回越えて、少しは初心者から脱出したかと思いますのでこれからレオパを飼おうとしている方に向けた飼い方の基本を説明します。
レオパ飼ってみたいけど難しい?
レオパはめちゃくちゃ飼いやすいですよ!
ケージの温度管理
とにかく一番大切なのは温度管理と湿度管理です。レオパードゲッコーを飼う前に、必要な環境を揃える必要があります。
では必要な環境とはどんな環境でしょうか?
レオパードゲッコーは温暖な気候が必要です。室内での飼育を考える場合は、20℃から25℃の環境を作り出す必要があります。また、湿度も50%以上が必要になります。
特に冬の温度管理が難しいのですが、温度管理の詳しい方法はこの記事で紹介しています。
その他の照明や室内装飾はなどは基本的に自分の好みのものでOKです。
意外と高さが必要!?
レオパードゲッコーを飼うためのケージは実はそんなに大きい物の必要はありません。特に小さい個体から購入した場合は、最初はメジャーなケージを購入すれば大丈夫です。私は最初このケージを購入してそのまま使用しています。
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しかし実はレオパは、高い跳ね上がり力があるので、ある程度高いケージが必要になります。飼っていて気付いたのですが、レオパがたまに飛び跳ねたりしているようなのですが、天井にぶつかっているようです。
ある程度大きさが落ち着いたら、レオパの大きさや性格などを考慮して大きめのケージに買い替えるのも良いですね。
ケージが2個あれば洗い変えもできます。
ただ大きいケージにすると、天井から暖める方法で温度管理をしている場合は少し大変になるかもしれません。
レオパの餌は?
野生下ではレオパは肉食で、昆虫類やクモなどの節足動物、小型爬虫類を食べているので、飼育で与える餌は昆虫をメインにするのが基本です。
コオロギやミルワームなど爬虫類用として売られている餌を与えましょう。
餌用昆虫は生きているもの以外にも、冷凍タイプや乾燥タイプ、缶詰になっているものも販売されています。最近では、レオパ―ドゲッコー用の人口飼料(ペレット)多く利用されています。私はこのドライタイプの人工飼料を基本的には与えています。
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それぞれの餌に特長があるので、自分の飼育スタイルにあったものを選べばOKです。 餌用昆虫を与える場合はカルシウム不足になりやすいのでカルシウムパウダーを餌と一緒に与えましょう。どんな餌にを与えるにしても必ず栄養バランスを考慮して食べさせるようにしましょう。
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レオパの病気と予防
レオパは飼いやすいペットですが、病気にかかってしまうこともあります。日頃から健康チェックを行うことで病気の予防や早期発見につながります。いつもと違う様子がみられた場合は動物病院を受診しましょう。気を付けるのは以下のようなポイントです。
元気、食欲
レオパは夜行性なので日中はあまり動かないので消灯後の様子を観察してみましょう。お腹が空いていると消灯前にシェルターから出てきて活発に動き回る事もあります。外に出てきたらレオパの歩き方に異常がないか確認しましょう。
また餌を与える時には食いつき具合や食べる量を確認します。餌入れで与えている場合は食べるまでの時間をみることも大切です。また、嗜好性の高い餌だけ食べて、いつもの餌を食べなくなった場合も食欲の低下が疑われます。
排便、排尿
レオパの便は俵型の固形でコロコロしていて、通常は白色の尿酸とともに排泄されます。便の排泄頻度、硬さ、未消化物や異物が混入していないか、血液や寄生虫が含まれていないか、異常な臭いがしないかを確認しましょう。
虫の形がそのまま残っていたり、血が混ざっているような場合は病気の可能性が高いので診察を受けましょう。
他にも目、鼻、口、耳、皮膚、爪、総排泄孔、尾、体重に普段と違う様子が確認出来たら病院へ行きましょう。
まとめ
レオパの飼育は比較的簡単で、爬虫類初心者や初めてペットを飼う方にも飼いやすい動物でした。レオパは自分の感情を表すことができるので、心を込めて飼育し、日々のケアを行うようにすれば飼い主が求めることを理解し、反応を示してくれるレオパにきっと成長していきます。
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