戦時中の食糧難で日本各地で育て食べられていたサツマイモですが、実はその葉っぱも食べられます!台湾ではメジャーな食用野菜「地瓜葉」といいます。もしかしたら台湾旅行で何の野菜かわからずに食べた事ある人も多いのではないでしょうか?
日本の他の地域はわかりませんが、私の住んでいた地域では最近ではほとんど食べられていません。しかし昔は食べていたそうで、祖母などは食べていたという事を思い出しました。
実家で栽培しており捨てられかけていたサツマイモの葉っぱを拾ってきて食べてみることにしました。
私は台湾の地瓜葉炒めが好きでした。
無毒、高栄養、低価格の最強葉物野菜さつまいもの葉
サツマイモと言えば根にできた芋の部分を食べる印象が強いと思いますが、実はさつまいも農家などでは葉もよく食べられているそうです。
サツマイモの葉はもちろん無毒です。
実はさつまいもの葉の部分には芋の部分よりもたくさんのビタミンCが含まれています。
他にもビタミンB6などが含まれており、いずれも美容や健康にとてもよい栄養成分です!
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、身体の酸化を予防する事で老化防止などの働きがあります。
美容や動脈硬化・心筋梗塞といった心臓や血管などの病の予防効果が期待されています。
ビタミンB6においては皮膚や粘膜の健康維持、他にもたんぱく質代謝に必要な成分であり、
こちらも動脈硬化予防や脂肪肝、免疫機能正常化などといった働きを持っています。
最近の物価高で、葉物野菜は高い印象ですが、サツマイモの芋の葉などは、地方の直売所に行くと、信じられないような量が、びっくりするくらいの低価格で売られています。
葉物野菜が取りたいときの代用としてお薦めです。
葉物野菜は高い….
サツマイモの葉っぱを調理する
こちらが大体直売所で100円で売られていた量と同じくらいのサツマイモの葉です。
すごいボリュームです。
今回は結構育っていたので葉の部分は使わず、茎の部分だけ食べることにしました。若い葉ならおひたしなどに使う事が出来ます^^
とりあえず洗って、要らない葉の部分を切っていきます。
そしてアクが強いので、しばらく水にさらします。
このままごま油で炒めてもいいですし、醤油とガーリックで炒めてもいいですね。
芋の茎のきんぴらも良いと思います。葉っぱなんかは天ぷらにしたりできると思いますし、刻んでかき揚げに入れても彩にもなって良さそうですね!
私は今回、ちょっと茎が硬かったので重曹で軽くゆでてから、ごま油で炒めました。この調理方法は祖母が昔食べていた調理方法です。
食感は固い小松菜や空芯菜のイメージだと思います。
なので小松菜や空芯菜を調理するときの味付けでOKです!
味はちょっとえぐみがありますが気にならない程度です^^ つくしよりえぐみは弱い感じだと思います。
さつまいもの葉などは有り余るほど取れるので、近くの農家さんに一声かければ分けてもらえるかもしれませんね。
もしさつまいもの葉や茎を手に入れる機会があったらぜひ挑戦してみてください。
台湾でのサツマイモの葉っぱ調理方法
台湾では茹でてからサッとニンニクで炒めて食べています。茎の部分はあまり使わないのがポイントです。食べているのは新芽の柔らかい部分が中心でこれを参考に日本でも食べる時は新しい葉の部分だけを選ぶと食べやすいかもしれません。
台湾では年中みかける定番の野菜です。
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